最近不動産に関する記事をネット上で読んでいると
「FIRE」
という単語をよく目にする。最初はアマゾンのサービスのFIRE TV や FIREタブレットの事をイメージしたが、どうも違うらしい….
一般的に書かれている投資業界における 「FIRE」の定義は、「Financial Independence, Retire Early」の頭文字を取った言葉で、日本語では経済的自立や早期リタイアを意味し、 株式投資や不動産投資といった資産運用で生計を立てている状態であり、不労所得を得ながら、自由な生活を送っている人を指す…
どうも、早期に仕事の現役を引退して、投資活動で身を立てていく事らしい..
しかしこれに関する記事を読んでいくと、いろいろな点に気づく。
「4%ルール」
まず最初に、生計を保っていくには4%の割合が目標になるとの事
4%と言うのは 投資金額元手に対して年間の生活資金が4%内ならば、生計が成り立つ、という話になっているが、この4%というのはアメリカの株式市場での物価上昇率が4%だった、との事で算出されている基準だが、
海外(アメリカ)でのFIREと国内でのFIREに関しては若干状況が異なるようだ。なぜなら、公的年金の入ってくる給付金の割合や、インフレ率が海外と日本では異なるからだ。
また、運用益に対して20%相当の税金がかかってくるため、減益することも見こさないといけない。
投資の仕方にも「株式投資」する場合と「不動産投資」をする場合でメリット・デメリットが出てくる。
「株式投資」と「不動産投資」
株式投資..と言うのは具体的には「投資信託」といった投資に出資していく方向だが、経済的にインパクトのある事象(例えばリーマンショック等)が発生した場合は大きな大打撃を被る可能性もある。
不動産投資..は読んで字のごとく、不動産分野での投資(ワンルームマンションや、一棟買い、土地などなど)の事だが、景気に伴う大打撃、と言える程の被害を被る事は比較的少ない。事実コロナ禍でも、ある程度の目減りは出てきさえするものの、一回のインパクト事象によってすべてが破綻することは比較的少ない。
色々書いてきましたが、もっと根本的に考えなければいけないのは自分の人生設計に関してだ。投資人生を早めにくりだすのは結構だが場当たり的な対応だと、元手の資産を枯渇させることになってしまう。
人生設計をある程度明確にしてから(FIREに)着手しないと、路頭に迷う事になってしまう。自分の将来(結婚、出産、家族構成、家族が学校に通うようになって…将来どれくらいの資金が必要になってくるのか、住宅環境等々)そして将来自分は何を成し遂げるつもりなのか、一概に言えないが為に、巷でいろいろ議論されるのかもしれない。
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