タイニーハウスという住居形態の選択肢

「必要最低限の暮らし」皆さんも普段の現実生活の中でいろいろなしがらみに縛られていると、ふとそういったしがらみから解放されたい、という願望が生まれてくるものと思われます。最近の住宅事情の中で新たなトレンドとなっているのが「タイニーハウス」という居住形態です。

言葉の意味としては、タイニー(tiny:小さい) ハウス(house:家)から来ている(本来の英語のtinyは本当に小さな物をさすので、実際には「小さい」と言えるのか?という疑問を自分は持ちましたが)

もともとはアメリカで移動可能なトレーラーに積載した形のものを、車で移動していたものを呼んでいたようです。

大まかな種類別けとしては

基礎付きのタイプ(一定の場所・土地に基礎を打ち込んで、固定してしまうタイプ)と

移動できるタイプ(シャーシ(車台)に積載されたもの、トレーラーハウスなど)に分けられます。

タイニーハウスの間取り・価格帯

10㎡前後(約6畳相当)のものから、2F吹き抜けの睡眠用ロフトが付いたタイプ等があります。価格帯はログハウス相当だと、100万~150万のものもあれば、2階建てのものだと900万相当になります。

タイニーハウスのメリット/デメリット

メリット:もともと移動することからスタートしている居住形態の住居なので、最小限の設備で建設費も最低限に抑えられる。

デメリット:もともとの住居設備が最低限の設備なので、大人:二人、子ども:一人が手一杯なので、それ以上に家族が増えてしまうと、手狭になってしまう。

タイニーハウスは住宅ローンを組める?固定資産税はかかる?

固定資産税に関しては、本来の目的からすると当然と言えば当然なのだが、先述した「基礎付き」という事ならば、定住する、という事になるので、固定資産税はかかってくるが、「移動できるタイプ」であれば構築物扱いになり、固定資産税はかからなくなる。ただし、車両扱いになるので、今度は自動車税がかかってくる。

ちなみに…

必要最低限の大きさで暮らしたい、という新たなライフスタイルの現れかもしれませんが、「定住する」という事ならば、気になったのが郵便物、本籍の扱いですが、調べてもそれに関する資料は出てきませんでした。本格的な居住施設、というよりはセカンドハウス的な扱いしか想定していないのかもしれません。

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この記事を書いた人

フルール不動産の総務を担当しています中澤です。
皆さんの身近にある不動産に関する情報について
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